目次
- はじめに
- 新NISAの基本構造(2024年〜)
- なぜ積立投資枠では買えないのか?
- 成長投資枠ならNASDAQ100は買える!
- どう使い分ける?nas1ooの運用戦略
- おすすめ証券口座(NISA対応&NASDAQ100対応)
- まとめ:制度を理解すればNASDAQ100にも自信を持って投資できる
はじめに
「NASDAQ100って新NISAで買えるの?」「積立NISAでは無理って聞いたけど?」
そんな疑問を持つ投資初心者に向けて、この記事では新NISAの仕組みをわかりやすく整理します。
結論から言うと:
- ✅ 積立投資枠では買えません
- ✅ 成長投資枠では買えます
投資信託やETFの違い、制度上の注意点を知っておけば、無駄なく資産形成ができます。
この記事を読み終える頃には「どう活用するか」がはっきりするはずです。
新NISAの基本構造(2024年〜)
新NISAは以下の2つの枠で構成されています:
投資枠 | 年間上限 | 特徴 | NASDAQ100は買える? |
---|---|---|---|
積立投資枠 | 年間120万円 | 金融庁選定の長期積立向け商品に限定 | ❌ 買えない |
成長投資枠 | 年間240万円 | ETFや条件付き投信、個別株も対象 | ✅ 買える |
積立投資枠は「王道インデックスにコツコツ投資したい人向け」。
成長投資枠は「ちょっとリスクを取って高成長を狙いたい人向け」です。
なぜ積立投資枠では買えないのか?
金融庁が定める積立投資枠の対象商品は、次のような基準があります:
- インデックス型(低コスト・広範囲分散)
- 全世界株式・S\&P500などが中心
- セクター集中型・テーマ型はNG
NASDAQ100はテクノロジー偏重のテーマ型インデックスであり、対象外とされています。
このルールにより、たとえば「iFree NEXT NASDAQ100」などは積立枠で買えません。
成長投資枠ならNASDAQ100は買える!
成長投資枠では、以下のようなNASDAQ100連動商品が購入可能です:
iFree NEXT NASDAQ100
- 国内投資信託(大和アセット)
- 信託報酬:約0.4378%(税込)
- 楽天証券・SBI証券などで購入可
楽天・NASDAQ100インデックス・ファンド
- 楽天証券との相性が高い
- 信託報酬:約0.198%(税込)
QQQ(Invesco QQQ Trust)
- 米国ETFの代表格
- 信託報酬:約0.20%(税抜・ドル建て)
- 米ドル資金や為替リスクに注意
どう使い分ける?nas1ooの運用戦略
僕は次のように使い分けています:
- 【積立投資枠】
- eMAXIS Slim 全世界株式(オルカン)
- eMAXIS Slim S\&P500
- 【成長投資枠】
- iFree NEXT NASDAQ100
- QQQ(米ETF)
積立枠では安定運用、成長枠では攻め。
この組み合わせが「守りと攻めを両立する」僕の基本戦略です。
おすすめ証券口座(NISA対応&NASDAQ100対応)
証券会社 | 特徴 |
---|---|
SBI証券 | 成長枠・米ETF対応。王道。手数料優遇もあり |
楽天証券 | ポイント投資対応。楽天投信系に強みあり |
マネックス証券 | 米国株に特化。操作画面が初心者にもわかりやすい |
いずれも新NISA完全対応で、NASDAQ100の買付にも問題ありません。
迷ったらSBI証券が無難な選択です。
まとめ:制度を理解すればNASDAQ100にも自信を持って投資できる
- 積立枠ではNG、成長枠ならOKという「枠のルール」を押さえる
- NASDAQ100は魅力ある指数だが、使うべき口座と枠を間違えないことが重要
- NISA制度を活用し、無駄なく積み上げていきましょう
✅ 僕自身も制度をちゃんと理解してから、無駄のない投資ができるようになりました。焦らず、でも行動は早く。これが資産形成の第一歩です。